2018年8月|室堂~雄山~一の越~黒部平縦走|1泊2日大阪出発

2018年8月|室堂~雄山~一の越~黒部平縦走|1泊2日大阪出発

 

【大阪出発|1泊2日コース:往路夜行バス・復路昼行バス】

場所:立山雄山(立山黒部アルペンルート)

時期:8月中旬

天候:一日目(雨のち晴れ)二日目(晴れ)

コース紹介

1日目

室堂・剣御前・別山・真砂岳・雄山・一の越・室堂

2日目

室堂・一の越・黒部平・黒部ダム

 

持ち物

水:1ℓ(2日目は山小屋で補充できるからこの量)

  • スポーツドリンク:500ml
  • プロテインバー:2本
  • カロリーメイト:1パック
  • ウィダーインゼリー:4個
  • チョコレート(ガルボ):1個
  • おにぎり(小):2個(富山駅で購入)
  • パスタの乾麺:1人前
  • 魚肉ソーセージ︰2本
  • インスタントコーヒー︰2パック
  • アファ米:1合(2人で2合)
  • バーナー
  • ライター
  • クッカー
  • 折りたたみフォーク&スプーン
  • 箸:2
  • コップ
  • キッチンペーパー
  • ティッシュ
  • 汗吹きシート
  • スポーツタオル:1枚
  • 速乾タオル :1枚
  • モバイルバッテリー
  • 簡易トイレ
  • 防災シート
  • ヘッドライト
  • 折りたたみ傘

山小屋宿泊のため、こんな感じ!

コンセントは争奪戦になるので、いつもモバイルバッテリー持参。

2日目の午後は、黒部ダムの売店食事することを考慮して、食料も1.5日分といった感じです。(もちろん遭難に備えて、チョコレートなどは予備として所持)

服装・衣服関係の持ち物

  • 防水マウンテンパーカー上下
  • Tシャツ:2枚
  • 発汗性のロンT
  • ハーフパンツ
  • スパッツ(ロング)
  • ロンT(パジャマ用)
  • ジャージズボン(パジャマ用・行き帰りのバス用)
  • インナーシャツ(行き帰りのバス用)
  • 下着2日分
  • トレッキング用靴下:2足
  • トレッキングシューズ
  • ビーチサンダル(足を開放できるので最高)

山小屋は比較的温かい印象のため、寝間着は軽装。

登山スケジュール

21:50 JR大阪駅出発

5:52 富山駅着

6:12 富山駅発(電鉄富山駅)JR富山駅のすぐ隣にあります。

地下道を使うと迷いやすいので、地上を歩くと良いかも。

7:20 立山駅着(富山地方鉄道)

7:40 立山発(立山黒部貫光)

7:47 美女平着(ケーブルカー)

 

駅のトイレはきれいで、数も確保されています!

美女平に着いたら、高原バスの室堂行きバス乗り場に人が流れていきます。長蛇の列となります。

 

8:40 美女平発(高原バス行き)

オンシーズンは1台では乗客が収まらないため(高速バス使用車のため、全員が着席する必要がある)2台目も後ろに控えていた。

とても景色のきれいな山道。しかし、山道のため道は蛇行している。車酔いには注意。

9:10 室堂(ロープウェー乗り場)到着

広々としているため、荷物を降ろして身支度しやすい空間だった。

9:45 登山開始

雨が強まってきて、傘をさしながら装備変更のため山荘に立ち寄る。(まだハイキングコースだったため、傘をさせた)

晴れてきたぞ!

目を奪われた。

そして歩き続ける。

13:00 剣御前小屋到着

ここで昼食タイム!タイトスケジュールなので、コッヘル料理は我慢。

  • カロリーメイト
  • おにぎり
  • 魚肉ソーセージ

で腹ごしらえ。

剣御前小屋を起点として、剣岳に向かうツワモノたちも多数。すごい、、、憧れますね。ヘルメット所持で分かるツワモノの証。

私たちは、雄山に向けて再スタート!

そして、真砂岳登頂

数回休憩や軽食を取りつつ、雄山山頂を目指す。

とうとう、雄山山頂が見えた!

15:00 雄山登頂

雄山神社は標高3003mの山頂にあります!気持ちも昂ります。

しかし貸し切り状態の雄山山頂!おかしいぞ!

あれ?結構スケジュールが押している。

急げ!でも慎重に下り始めた!

ここで気づく。

参考にしていた記事は、かなりの健脚の方だった。

私の足ではそのスピードで歩けない!

ただ、山荘に向かうしかないので、ひたすら歩き続ける!

17:00 一ノ越山荘が見えた!

やっと一安心。しかし、私達が宿泊するのは立山室堂山荘

更に下山する必要がある。もうひと踏ん張り!

見えてきた室堂山荘!

あともう少し!

18:00 着きました!室堂山荘!!1日目の登山終了!

室堂出発し、雄山登頂後、8時山荘到着まで8間半程度

日が暮れていく中、一ノ越から室堂に急ぐこととなった。反省点が残る初日です。私たち夫婦には、少しレベルの高い登山コースだった。(道の難易度は問題ないが、時間的な意味で)

チェックインを行い、部屋へ。

4人いらっしゃった中に更に入りこむ結果に!

でも皆さん良い人たち。

布団の敷き方など、変更して下さり、無事6人部屋となりました!

19:30 やっと晩ごはん

真っ暗な中調理開始!

室堂山荘宿泊者で、自炊している人があまりいないのか(私達が遅かっただけ?)、ベンチは空いていました!

宿の方からバーナーを置く用の板をお借りできました。

その上で火は使うように指定があるようです。

本日のメニューは、

  • ごはん
  • カップラーメン

パスタの予定だったが、朝食に変更。(お腹が空き過ぎました)

お風呂タイム

 

そう!室堂山荘に宿泊を決めた理由は、お風呂があること!

山荘にお風呂がある!至極!

 

女性用お風呂は2階にあり、脱衣所も広くてきれいでした。

洗い場も十分な数があり、そこまで混雑せず。(宿泊客のディナータイムに合わせてお風呂に入ったからかも?)

湯船も広々で、大満足でした!

宿泊した日は、月が明るくて、星空を上手に撮れませんでした。

6:00 起床、朝ごはんタイム

朝ごはんはチーズパスタ。

チーズ入りソーセージで、チーズパスタです。

あとはエネルギーチャージのため、ごはんも!

歯磨きや水の準備を行って、身支度を終わらせる。

室堂山荘さようなら。とてもきれいで素敵な山荘です。

7:30 2日目登山開始

せっかくなので、室堂のみくりが池を見たいなという話になり、室堂山荘周辺を散策。


しかし、2日目は黒部ダムまで向かい、帰宅する日!(予約している高速バスに間に合わせる必要がある)あまり無理をすると怖いので、散策もそこそこに、
黒部ダムに向けて、出発だ!

7:30 まずは、一ノ越山荘まで戻るべく、登り道!

割と急登で、少し疲れます!

8:00 一ノ越到着!

雄山登山者を横目に、私達は黒部ダム方向へ!

ほどんどの雄山へ向かう人ばかりでした。

(おそらく、到着初日は室堂散策をして、2日目に雄山山頂を目指す人が多いようでした。初日の自分たちのぎりぎりを知っているので、納得)

一ノ越から下り始めて、すぐに岩場や尾根の道が始まりました。

天候は良好。人けのない尾根ほど最高なものはない!山を独り占めしている気分(ずうずうしくてごめんなさい)

他の登山客はほとんど見かけませんでした。

このルートはマイナールートのようです。(私の主観)

さっきの言葉とは裏腹にちょっぴり不安な気持ち。

高所恐怖症の私は、ストックを使ったり手を使ったり、慎重に進みます。

やっと中間!ではないものの看板発見。

9:00頃 遠くに黒部ダムが見えました!感動!

人けはないが、迷いにくい一本道。そこは安心。

おっ!やっと黒部平への下り道発見!

そして、景色最高の尾根が終わり、下りが始まりました!

下り始めて、遠い前方に男性登山者が見えました!

膝がつらくなってきました!ぐっと膝に力を入れて、岩場や木の根っこを超えます!

やっと、大観峰ロープウェー乗り場の下に到着。

あともう一息だ!

ここでおにぎりとウィダーインゼリー休憩

ここから先は、黒部ダムで軽食購入可能ということもあり、所持していた食べ物(緊急用以外)は食べきりました。

お尻に根っこが生えそう。早々に立ち上がる!

さて、黒部ダムへ向けて、再出発です。

そして、とうとう黒部ダム周辺の散策コース(コンクリートの地面)に到着!

宿泊施設らしき建物が右手に見えました。

最後の力を振り絞り、10分ほど歩くと、、、

12:00 着きました!黒部ダム!

そして、立山黒部アルペンルート制覇!

室堂山荘出発から黒部平は4時間半

運動時間は3時間半強といったところでしょうか。

見上げると、あの山頂から下山したの?と思える、遠いところに山頂が見えます。標高差1200m!

達成感半端ない!

1時間程度、黒部ダムを散策、観光。


軽装の旅行客の中で、目立っている登山者がちらほら。

でも、それがまた誇らしい気持ち!

そろそろ、日本で唯一のトロリーバス乗り場へ。

おっとすごい列!

長蛇の列でしたが、連休ということでトロリーバスも多い台数が運行していた。目的としていた時間のバスに乗車できた。

13:35 黒部湖駅発(関電トンネルトロリーバス)

しかし、座れるわけもなく、すでに全身満身創痍の私たちにとっては辛い。

早く着いてくれ!16分が長く感じられました。

でもこの山にトンネルを作った人たち、本当に偉大です。

14:01 扇沢駅到着

トロリーバス降り口から階段を下って、路線バスのチケット購入カウンターで、きっぷを購入します。

バスは既に到着しており(チケットカウンターの目の前)、運転手さんがすぐに切符確認してくれます。

14:10 扇沢バス停発(路線バス)

お気づきだと思いますが、爆睡です。

14:45 信濃大町駅到着

信濃大町駅前にはきれいな公衆トイレとお土産屋もあります。

私は公衆トイレをお借りして、トレッキングウェアからジャージに着替えました。

 

お土産屋がなんとも落ち着くところで、名物のおやきを購入したら、お茶まで出していただきました。

15:43 信濃大町駅出発(さわやか信州号大阪白馬線
大阪行きのバス停は、信濃大町駅前道路を挟んだ向かい側です。

23:00 阪急梅田駅前(三番街)バス停到着

達成感あふれる疲労感。

ちなみに今回私が背負ったリュックはこちらの50リットル。

女性でも背負えましたよー。

次はなにやまに行こうかな?

おつかれした!