初心者が常念岳〜大天井岳~燕岳を2泊3日で歩いた|北アルプス大阪発着

【北アルプス 常念岳〜大天井岳~燕岳 縦走|大阪発着2泊3日】
場所:常念岳・大天井岳・燕岳(北アルプス)
時期:8月中旬
天候:一日目(晴れ)二日目(晴れのち霧)三日目(霧のち晴れ)
コース概要
1日目
穂高駅・一ノ沢(ヒエ平)登山口・常念岳
2日目
常念岳・大天井岳・燕岳
3日目
燕岳・合戦小屋・中房温泉・穂高駅・松本駅
持ち物(食糧)
家から用意した食べ物はこんな感じ。
1日目の朝ごはんとお昼ご飯は、バスに乗る前に購入します。
- 水:1ℓ(2日目・3日目は山小屋で補充できるからこの量)
- スポーツドリンク:500ml
- プロテインバー:2本
- チョコレート:4袋
- ゼリー飲料:4個
- おつまみスナック:2袋
- おにぎり(小):3個(バス乗車直前に購入)
- パン:2袋(バス乗車直前に購入)
- 野菜ジュース:1本(バス乗車直前に購入)
夜行で到着した日(1日目)の朝・昼ごはん、2日目の運動食、非常食分を持っていきました。
1日目の夜、2日目の朝・夜、3日目の朝の食事は、山荘で食べます。
2日目のお昼ご飯は常念小屋で購入します。
持ち物(衣服関係)
- 防水マウンテンパーカー上下
- ユニクロのスポーツTシャツ:2枚(ロンTの上に着る)
- 登山用発汗性のロンT(防臭効果のあるもの)
- 登山用ハーフパンツ
- 登山用スパッツ(ロング)
- ロンT(パジャマ用)
- ジャージズボン(パジャマ用・行き帰りのバス用)
- インナーシャツ(行き帰りのバス用)
- 下着2日分
- トレッキング用靴下:2足
- トレッキングシューズ
- ビーチサンダル(足を開放できるので最高)
- ティッシュ
- 汗吹きシート
- スポーツタオル:1枚
- 速乾タオル :1枚(登山中は基本この1枚でやりくり)
- 簡易トイレ(結局使用せず)
- 防災シート(保温シート)
- ヘッドライト
- 折りたたみ傘(軽くて小さいものをセレクト)
登山スケジュール
夜行で出発
22:30 阪急梅田駅前(三番街)バス停 発(アルピコ交通さわやか信州号)
5:05 安曇野穂高バス停 着
タクシー到着までの間、穂高駅のトイレで登山着に着替えます。急げいそげ
!(安曇野穂高から穂高駅は徒歩すぐです。)
5:30 穂高駅 発(安曇観光タクシー)
タクシーは事前予約しました。
一ノ沢(ヒエ平)着
1日目コース
一ノ沢(ヒエ平)登山口 着
6:00 一の沢登山口 出発
登り始めてすぐは、水気の多い沢の道。
常念岳が見えた!
10:00 常念小屋 着
常念小屋へチェックイン。
私たちは1泊2食付きプラン。
20人くらいの大部屋に案内されます。
早めの到着だったようで、端っこの布団をゲット!
荷物を減らして、山荘を出ます!
お昼タイム
前日の夜に購入した、おにぎりとパンを食す。
山荘前にベンチとテーブルがあり、ゆっくりできました。(屋根はありません)
ちなみに、山荘のすぐ横にテントサイトが広がっていました。10時~11時はテントは、ほぼ見かけませんでした。
ちなみに常念小屋の屋根の奥に、ばっちり槍ヶ岳(やり)も見えています!
11:00 常念小屋出発 常念山頂アタック
12:30 常念岳山頂 到着
山頂周りは岩が多く、岩と岩をまたぎながら進む感じ。大きな岩のため、怖さはありませんでした。
ゆっくりと山頂を堪能。槍ヶ岳の望みながら山頂を楽しみました。
13:30 常念岳山頂 出発
14:27 常念小屋 着
下山は手こずりました。乾燥した土と石といった感じの地面で、滑りやすかったです。
ストックを持っているとスムーズだったのかな?と思いました。
部屋着へ着替え
常念小屋にお風呂はありません。
女子トイレの角に、一人用の更衣室スペースがあります。
私はここで汗吹きシートを使ったり、寝巻ジャージに着替えたりしました。
一つしかなかったので、ささっと早めに着替えます。女性自体が少なかったのか?時間が早めだったのか?理由は分かりませんが、誰も並んでいませんでした。
旦那さんは部屋で着替えたようです。そのため、男性のトイレに更衣室があるのかは謎。
まだまだ陽が高く、持ってきたおつまみでビールを飲むことに。
常念山荘には、ビール自販機もあり、おつまみも販売していました。軽食(パン数種類)も売っていました。
私達は、2日目のお昼用に常念小屋でパンを購入しました!
17:00 夜ご飯
山荘ではよくありますが、ご飯はおひつで提供されて、同テーブルの人とシェアします。一人一膳強くらいは割り振りがあります。数人分のおかわりもありました。
お茶も大きなヤカンから自分たちで注ぎます。
お客さんも慣れていて、役割分担して、すんなり配膳完了です。率先して手伝いましょう。
食事を終えて部屋に戻り、仮眠を取りました。
20:30 起床 星空撮影のため外へ!
たくさんの方が、雲海と絶景を眺めていました。
持参したビーチサンダルで外に出ましたが、寒かった!そして、常念小屋前は、石がゴロゴロしていて、ビーチサンダルでは歩きづらかった。
21:00 就寝
2日目コース
4:30 起床 身支度を済ませる。
5:00 朝ごはん
5:30 常念小屋 出発
常念小屋を出て、テントサイトを横切ると、すぐに登り坂が始まります。
私は出だしから少しハイペースで登ったせいか?気分が悪くなってしまい、出発直後に数分休憩しました。
前日の缶ビールがあまりよくなかったのだろうか?などと考えました。
休憩してから、スローペースで再スタートして、しばらく歩くと気分の悪さは改善されました。
(後から考えると、少しだけ高山病になりかけていたのか?と怖くなりました。水分補給と自分に合ったペースをこころがけましょう。)
8:30 大天井岳が見えてきました。
9:00 大天荘 着
リュックを置いてから、大天井岳山頂アタック。
9:30 大天井岳山頂 着
大天荘まで下り、お昼タイム。
前日に常念小屋で購入したパンと、ゼリー飲料を飲む。
10:00 燕岳に向けて再出発。
このような小高い山を登ったり下ったりしながら、進みます。
途中鎖場があり、うろたえましたが、
高所恐怖症の私も何とか渡れるところでした。
燕岳が見えてきました。
あともう一息です。
見えてから、何度か小高い山を超えました。
見えたり見えなくなったり。焦らされました。
13:00 燕岳 着。
ガスガス。少しでもガスが晴れないかな、と期待しながら
私たちは二段目の部屋でした。4人部屋です。
荷物を減らして、
13:40 燕岳山頂アタック
やはり、ガスガス。
アルプスの女王燕岳。女王は気分屋ですね。
次はぜひ、微笑んでほしい!
14:15 燕岳山頂 着
15:20 燕山荘 着
食事までの間、カフェスペースでコーヒーとケーキを注文。ゆっくり疲れを癒やしました。
部屋着へ着替え
トイレで汗吹きシートを使ったり、着替えたりしました。
私が泊まった棟の女子トイレは、4〜5個程度個室があり、とても綺麗でした。
着替えたりするのも、抵抗がありませんでした。
18:00 晩ごはん
泊まりたい山荘No.1というだけあって、料理も美味しかったです。
何よりホルンの演奏を聴かせていただきながらの夕食は贅沢な時間でした。
部屋に戻り、寝支度!
はしごを使って登るので、下の階の人に迷惑をかけないように、忍び足で動きます。
お母様と息子さんの親子二人組と私達夫婦の4人の部屋です。
狭いですが、布団は一人一つです。うん!寝れそう!(実際熟睡できました)
おすすめの山を、教えていただきながら、眠りに付きました。
3日目コース
5:00 起床 朝ごはんを食べたら早々に出発です。
燕岳山頂が晴れているようなら、山頂アタックしてから下山しようと思っていましたが、朝起きてもガスは晴れておらず。
6:00 残念ながら、そのまま下山することに。
下山し始め標高が下がると、雲が晴れてきました。
終始最高の景色!
7:00 合戦小屋 着
待ちに待った、憧れのスイカを頬張ります。
冷え冷え~。のどが一気に潤いました。
小休憩を取りラストスパート!
といきたいところですが、連休ということもあり、下りも登りも長蛇の列。
ゆっくり下山することに。
(バスの時間が迫ってきます。温泉も入りたいので焦りが募ります)
9:00 中房温泉 到着
3日間の登山コース完歩
バスの時間まであと20分!急いで温泉に入ります。
バタバタとはいれ、温泉最高!3日分の汗を流します!
9:45 中房温泉 発
山道をどんどん下っていきます。バス酔いの心配をしていましたが、熟睡。
10:30 穂高駅 着
11:17 穂高駅 発
12:00 松本駅 着
12:15 松本駅でお昼ご飯。
せっかくなので、名物の信州そば!
高速バス(アルピコ交通)まで時間があったので、松本城へ観光。
足はすでに棒でしたが、最後の力を振り絞って進みます。
13:30 松本城 着
14:15 松本城 発
14:40 松本駅 着
20:45 阪急梅田駅(三番街)前 着
初めての縦走。
達成感と、疲労感と、ただベッドで眠りたい。そんな気分でした。
しかし、縦走最高!

次はなにやまに行こうかな?
おつかれした!
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